【パ・リーグ】2019CSファイナルステージ – 第1戦結果振り返り
- 2019.10.10
- 野球
- クライマックスシリーズ
こんばんは。とらです。
ついにCSファイナルステージが始まりました!
ファーストステージは両リーグとも第3戦までもつれました。(セ・リーグ最終戦は大雨でしたね)
セ・リーグは阪神タイガース、パ・リーグは福岡ソフトバンクホークス
の2チームがファイナルステージへ進出しています。
さて、「とらのーと!」と題したこのブログでは、
いかにもタイガースファンでセ・リーグの情報を扱いそうなネーミングなんですが、、、
ホークスの情報を中心としたパ・リーグの野球ネタを多めに扱っています(笑)
- 1. 【パ・リーグ】CSファイナルステージ第1戦結果
- 2. 勝敗のポイント
- 3. 明日の展開
【パ・リーグ】CSファイナルステージ第1戦結果
結果:ホークス 8 – 4 ライオンズ
勝ち投手:甲斐野、負け投手:平井
初戦はホークス・和田、ライオンズ・ニールの先発で幕を開けました。
こちらの記事でも書いた通り、ライオンズとしては今季絶好調のニールを初戦の先発に持ってきました。
【2019パ・リーグCS】3チーム戦力分析!埼玉西武ライオンズ編 | とらのーと! TORA-NOTE
1回表:先制はホークス松田の一撃(2 – 0)
CSファーストステージでは不調のため、スタメンを外れた松田がファイナルステージでいきなり結果を残します。
先発ニールから先制のタイムリー2ベースを放ちます。
ファーストステージは内川が大活躍でしたが、ファイナルステージは松田が口火を切りました。
ホークスは経験豊かなベテラン勢が心強いですね。
3回裏:ライオンズ平均100打点カルテットの逆襲(2 – 3)
ライオンズといえば、今シーズンは超重量級の打線でパ・リーグ各チームを粉砕してきました。
その中心を担うのが、森・中村・山川・外崎の平均100打点カルテットです。
(平均と言ってるのは、外崎だけシーズン90打点だった為)
その超重量級打線が3回にホークス・和田を捕まえます。
中村のタイムリーヒットに続き、外崎が2点タイムリー2ベースであっさり2点差を逆転します。
やはり2点差ぐらいは点差が無いのに等しいですね…
6回表:内川、満塁の大チャンスで凡退(2 – 3)
2回以降立ち直ったニールは、3回から9者連続内野ゴロで打ち取り、本来の調子を取り戻します。
しかし、柳田のヒットをきっかけにデスパイネ・松田に四球・死球と連続でランナーを出し、満塁となってしまいます。
ここでファーストステージで大活躍の内川ですが、期待もむなしくショートゴロで3アウト。
この記事でも書いた通り、ライオンズには「守備範囲オバケ」こと、源田がいます。
源田の方向に打つだけで、もうアウトですね。申告アウト(笑)
【パ・リーグ】UZR(守備力)ランキングと2019年ゴールデングラブ賞予想(190907時点) | とらのーと! TORA-NOTE
6回裏:再びライオンズ平均100打点カルテットが襲い掛かる(2 – 4)
大ピンチを乗り切ったライオンズ。やはりピンチの後にはチャンスあり。
先頭の外崎がヒットで出ると、山川が高めのボールを弾き返し、あっさり1点を追加します。
先発ニールを考えると、2点差はかなり厳しい。
7回表:グラシアルの一撃、ニール降板(3 – 4)
2点差になり、ニールの調子を考えると正直厳しいホークスでしたが、
ここで先頭グラシアルがインコースをきれいにさばき、まさかのスタンドイン!1点を返します。
そして、ここがポイントだった気がしますが、ライオンズは先発ニールを諦めます。
今シーズンのライオンズ中継ぎ陣は正直かなり成績が悪かったので、ここで継投に入ったのはホークス側からすると良かったのかなと思っています。
7回は難なく乗り切りますが、問題は8回。
8回表:代打・長谷川、執念のヒット。森のパスボール(5 – 4)
継投に入ったライオンズですが、この回は柳田・デスパイネと連続ヒットを許します。
松田が三振で2アウトとなったのですが、内川の場面で代打・長谷川。
6回のチャンスで凡退した内川ですが、ファーストステージの活躍があるだけにそのまま行くかと思いきや、
ホークスベンチは思い切って長谷川に代えました。
しかし、これが大当たり。追い込まれてから、当たりは良くないものの外野の前に執念で持っていき、同点に。
そして、、、ランナー3塁に周東を置いているにも関わらず、キャッチャー森が変化球を逆シングルで掴みきれずにパスボール!
パスボールまではまだ良かったのですが、ホームへの送球を焦って悪送球。
タイミング的には正直普通に投げていたら、アウトのタイミングだったと思います。ここでついにホークスが逆転。
9回表:ヒット・フォアボールで追加点を許し、あえなく終戦(8 – 4)
ライオンズは9回から榎田を投入。
しかし、先頭の牧原にヒットを許すと、その後もフォアボール・ヒットが続き、3失点。
9回裏はクローザー森が危なげない投球で抑え、ゲームセット。
勝敗のポイント
ライオンズがニールを早々に諦めた
先ほども書いた通り、今シーズンの中継ぎ成績を考えるとライオンズが1点リードの場面で継投に入ったのは超重要なポイントだったかと思います。
今日もシーズン中の成績通り凡打の山を築いていたニールだけに、絶対落としたくない初戦は球数が100球近かったのですが、続投でも良かったのかなと思います。
ホークス中継ぎ陣の復調
ライオンズに負けず劣らず、中継ぎが大不安のホークスですが、CSファーストステージの後半から中継ぎ陣が良い投球を続けています。
ホークス中継ぎ陣は総じて「劇場型」、四死球でランナーを溜めて三振で打ち取るという沸かせる展開をよく作るのですが、これが悪い時は溜めたランナーをヒットで全部返されてしまうという最悪なシナリオを展開することもあります。
これがCSファーストステージ後半からは出ていない、復調(?)というより良い時の投手リレーが出来ているのが今のホークスです。
つまり、四死球が多く・三振も多いホークスの中継ぎ陣が四死球を出さないとなると、ヒットを打たれても三振でアウトが取れるので不運な当たりで失点というのが少ないです。
今日も8回のモイネロは先頭打者に2ベースを打たれますが、連続三振でアウトを取り、無失点で投げ切りました。
ホークスベンチの選手起用
今日はホークスベンチの選手起用、松田のスタメン起用、チャンスで代打・長谷川などがハマりました。
工藤采配、ズバリ。が明日の新聞の見出しでしょうか?(笑)
まぁこれは運ですかね。
明日の展開
さて、今日はホークスがライオンズに逆転勝利を納め、アドバンテージを打ち消し、1勝1敗のタイに戻しましたが、
明日の展開はどうなるのでしょうか。
明日の先発はホークス・武田、ライオンズ・今井となっています。
今日と同様に中継ぎ勝負の展開になると、ホークスにやや分がありそうなので先発・今井を終盤まで引っ張れるか、超重量打線が目を覚ますか?がポイントですね。
ホークスとしては、柳田が3安打、不調だったグラシアルに一発、ムードメーカー松田にタイムリーと好材料が出始めていますね。このあたりが引き続き、結果を出せるかがポイントでしょうか。
明日も目が離せませんね!!